寒すぎる日本の家

「寒すぎる日本の家~病気を予防するために今日からできること~」
ヤフーニュースに掲載された記事の見出しが気になり読んでみました。
内容は、皮膚科のお医者様と建築家との対談で、住まいと健康の関係性について、それぞれの
立場から話されているという内容でした。

快適で健康に住まう上で大事なポイントは2つ・・・
 室内の温度をコントロールすること
 しっかり換気を行なうこと
この2つを実施するために欠かせないのが「断熱性」「気密性」

ここ数年、省エネという観点で断熱性が見直されました。
国の指針により、省エネの等級が義務化されましたが、ビルなどの大きな建物に限定されていて、
私たちが住む戸建て住宅に関する省エネの義務化は、様々な事情により先延ばしされているようです。

ヨーロッパ諸国、アメリカをはじめ、お隣の中国や韓国も住宅の性能基準をかなり厳しめに設けています。
世界と比べると、日本はまだまだ・・という事になります。

実は、ヒートショックで年間約1万9千人が亡くなられています。
交通事故死亡者数の4倍以上です。


脳挫傷などの半身不随になった方を含めると、家の温度差による事故はもっと膨らみます。
安全に過ごすためには温度差をコントロールすることが重要です。

冬場になるとしもやけの患者さんが増えるそうです。
そういう方は、だいたい家が寒いんだそうです。
しもやけは、温度が下がって起きる血行障害。
こういう方には、暖かい環境で過ごしてもらうことが一番だそうです。

温度の管理とともに重要なのが換気
大人は、室内空気の57%(重さ15kg~20kg)、子供はその2倍を取り込むのだそうです。
空気が悪いと体に悪いということがわかりますね。
シックハウス症候群というのが有名になりましたが、昔無かったのは、家がすき間だらけで、
有害な物質が出ても室内にたまらなかったからなんです。

今の家は、気密性が高まったため、24時間換気が義務付けられました。
換気をするにあたって、家の気密性が重要となってきました。
気密性が悪いと、ショートサーキットといって同じようなところで空気が出入りするだけで、
本来の換気の目的は叶えられません。


気密性を表すのにC値が使われています。
国の基準だとC値5.0(北海道や青森等の寒い地域は2.0)となっていますが、100㎡(約30坪)の家で、ノート
位のすき間があるという感じです。


通常の換気が適正に行われるのは、C値0.7以下(名刺位)といわれています。
国の基準数値だと、計画換気は適正に行われない可能性が考えられますね。
本当に気密性を考えるなら、国の基準を遥かに超える基準の家を求めるべきですね。

キッチンやお風呂は、何年か後にリフォームすることは可能ですが、断熱性や気密性は建物の構造そのものから
手を加えなければ不可能なため、ほぼ建て替えるのと変わらなくなってしまいます。

後悔してももう遅い・・・
新築する時に、気密性・断熱性・換気は最重点項目としてご検討することをお勧めします。

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