意外と知らない「熱の基本」

◆人間はどういう時に寒さを感じるのでしょう?

私たちが感じている温度は「気温」だけでなく「湿度」「風」によっても変わります。

そしてもう一つ「輻射熱(ふくしゃねつ)という要素があります。

例えば寒い冬に窓のそばにいるとブルっと寒く感じます。

これは体から熱が奪われるので寒く感じているのです。

人間の体は体温を自動的に調整しようとするため、常に周囲のモノと「輻射熱(ふくしゃねつ」

という熱のやりとりをしています。

室内が暖かくても床や壁、窓が冷たいと寒く感じてしまうのはこのためです。

逆に、夏暑く感じるのは体から熱が発散できない状態になると暑く感じるのです。

◆熱の伝わり方には3種類ある

「熱」の伝わり方には「伝導」「対流」「輻射」の3種類があります。

「伝導」とは、「床に足が触れて暖かく感じる」といったような直接熱源に触れることで伝わる方法です。

「対流」は、空気や水のような媒介物を通して熱が移動するイメージ。

「エアコンの風が体にあたって暖かさを感じる」といった場合などです。

「輻射」は放射とも言い、熱源から発生した赤外線などの電磁波が直進して対象物に熱を伝える方式。

「ストーブにあたって暖をとる」といったシーン等・・・

◆「採暖」と「暖房」の違い

私たちの祖先は焚火で暖をとっていました。これを「採暖」といいます。

現代では、薪や石油・電気ストーブ、暖炉などが同じ方式です。

輻射熱は、直進しかできないので熱にあたっている方は暖かくなりますが、裏側の温度が寒ければ体から

熱が奪われ寒く感じます。

エアコンなど空気自体を温めて「対流」させて暖をとる方式は、時間は掛かりますが部屋全体を温めます。

ただし温められた空気は上に上がってしまいます。

「暖房」とは「房」つまり部屋が暖まること。

暖房設備の方式に関わらず、部屋全体が暖まり身体を包み込むような心地よさを感じる状態が本来の意味の「暖房」なのです。

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